2025年4月号記事
すべての環境を
「感謝する方向」に使うことが成功への道
「教育格差」が議論される今、厳しい家庭環境から自助努力で道を開いた幸田露伴の心構えに注目したい。

今、日本では親の収入の格差が「教育格差」を生み、子供の学歴や将来の収入格差につながるという主張に基づき、教育無償化のさらなる予算化が国会で議論されている。
しかし大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『なお、一歩を進める』で、各家庭の格差は「もう昔からこれはあること」であり、「貧しく生まれついても、ちゃんと立身出世した人もいれば、事業家になった人もいる」ことを挙げる。
家庭環境が不遇の中、身を立てた偉人の例として、『努力論』を書いた明治の小説家・幸田露伴を紹介したい。