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米IT大手のグーグルは15日、グーグル検索の結果をAIが要約する新機能「AIオーバービュー」を日本で開始すると発表しました。
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「AIオーバービュー」は昨年春からアメリカでテスト運用され、今年5月から本格的にサービスが開始されています。今回の発表によれば、日本の他、イギリス、インド、インドネシア、メキシコ、ブラジルの計6カ国に導入するといいます。日本では昨年8月から試験提供を行っており、今後数週間かけて、段階的にサービスを広げていくとしています。
AIの要約では、例えば「結婚式に出席できない場合のお祝い」について検索すると、「一般的に出席した場合に渡す金額の半額から3分の1程度が相場です」といったまとめを「AIによる概要」として表示し、出典元となるウェブページも併せて表示するといいます。
これにより、利用者は得たい情報が要約されて表示されるため、調べる手間を省けるという利点が指摘されています。一方で、アメリカで導入されて以降、「チーズをピザに乗せるには、接着剤を使用するのが良い」などの誤情報の表示が相次いだほか、報道機関の記事を無断使用して著作権を侵害しているなど、懸念の声が上がってきました。
これに対しグーグルは、世界中でのテストのフィードバックを受けて改善をしており、「意味のない問いについては要約を表示しない」「健康など重要なトピックについては表示制限を行う」など技術的な対応をするとしています。
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