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電気自動車企業「テスラ」と宇宙企業「スペースX」の最高経営責任者を務めるイーロン・マスク氏が23日、カナダ人心理学者のジョーダン・B・ピーターソン博士と対談し、息子の一人が性転換する上で「騙された」と語り、その子は「ウォーク・マインド・ウイルス(社会問題に意識の高いウイルス)」によって「殺された」と語りました。

この対談は米ニュースサイト「デイリー・ワイヤー+」とSNSのXでライブ配信されました。

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対談のあるコーナーで、マスク氏とピーターソン氏は、医師が性転換手術で子供たちを標的にしていることについて話し合いました。

マスク氏は、左派が「性別適合手術」と呼ぶこの手術を「ひどい婉曲表現」だと指摘。「これはまさに子供の身体切除と不妊手術だ。同意年齢をはるかに下回る子供たちを連れていく」「実際にアイデンティティの危機に陥っている子供たちを大人が操作して、自分は間違った性別だと信じ込ませることは十分あり得る」と述べました。

対談の中でマスク氏は、性転換して女性になった20歳の息子ザビエルさんのことを打ち明けました。2022年、息子が思春期抑制剤を投与される際に、医療関係者から書類にサインするよう言われたといい、「本質的に騙されたのだ。これは、私が何が起きているのかを理解する前のことで、当時コロナが流行っていたため、大きな混乱があった。そして(署名しないと)ザビエルが自殺するかもしれないと聞かされた」と述べました。

ピーターソン氏は、性転換できなければ子供が自殺するというのは、最初から嘘だったとしています。「信頼できる臨床医は誰もそれを信じていなかった。それを裏付ける証拠はなく、自殺率が高いとしても、その理由は根底にある鬱や不安であり、性別違和のせいではない。すべての臨床医はそれを知っているが、彼らは臆病すぎて、それを公言できない」。

またマスク氏は、思春期抑制剤が実は不妊治療薬だということについて説明を受けなかったといい、「信じられないほど邪悪な行為であり、これ(子供に性転換を促すこと)を推進してきた人々は刑務所に行くべきだという意見に、私も同意する」と断言しました。

マスク氏の息子ザビエルさんは、2022年にカリフォルニア州の裁判所で名前と性別を変更してヴィヴィアン・ジェナ・ウィルソンさんとなり、今は父親との関係を一切望んでいない状況です。

「要するに私は息子を失ったのだ。彼らがそれ(名前を変更したトランスジェンダーなどの人たちに対して、変更前の名前を本人の同意なく使うこと)を『デッドネーミング』と呼ぶのには理由がある。彼らがそれを『デッドネーミング』と呼ぶ理由は、私の息子、ザビエルも死んでいるからだ。ウォーク・マインド・ウイルスによって殺されたのだ。だから私はその後、ウォーク・マインド・ウイルスを撲滅することを誓った」(マスク氏)

カリフォルニア州が7月中旬、子供の性自認について、教師が本人の許可なしに保護者に通知することを禁止する法律を成立させたことを受け、マスク氏は「この法律と、家族と企業を攻撃する以前の多くの法律」のために、スペースXとXの本社を同州からテキサス州に移転すると表明しました。

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