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ウクライナ軍の将軍が、自国のパイロットが半年以内の訓練を受ければ、西側諸国の主力戦闘機「F-16」を操作できると英紙タイムズ(19日付電子版)に語りました。

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ウクライナ軍のパイロット2人がアメリカの基地に3週間滞在し、戦闘機F-16を飛ばす能力があるか否か、テストを受けていました。その結果、半年以内の訓練を受ければ、機体を飛ばし、武器システムの操作を習得できると、ウクライナの将軍が述べました。これにより、「戦闘機の訓練には1年以上必要であり、戦場に間に合わない」という西側諸国が供与を否定する根拠の一つを覆そうとしています。

バイデン米大統領は先月、「彼(ウクライナのゼレンスキー大統領)は今、F-16を必要としていない。米軍の見立てでは、F-16を供与しなければならない論理的根拠はない」と米ABCのインタビューに答えていました。

そんな中、ポーランドとスロバキアがこのほど、旧ソ連製のミグ29戦闘機を合わせて10機以上ウクライナに供与すると公表しました。しかしウクライナ政府関係者は、それにより空戦を根本的に変えられるとは考えておらず、さらなる支援を求めていると米紙ニューヨーク・タイムズが報じています(17日付電子版)。

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