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中国の武漢ウィルス研究所と密接な関係を持つ米非営利団体「エコヘルス・アライアンス」の元副社長が、「新型コロナウィルスは遺伝子操作されたもので、同研究所から流出した」と指摘し、大きな話題となっています。

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この事実を告発したのが、エコヘルス・アライアンスの元副社長であるアンドリュー・ハフ博士。2014年~16年まで同組織に勤務し、15年から副社長を務めたハフ博士は今月6日、新著『The Truth about Wuhan(武漢についての真実)』を発刊。同書で「アメリカが支援した中国のお粗末なバイオセキュリティ下で行われた実験によって、コロナ・パンデミックが起きた」という趣旨のことを語っています。

エコヘルス・アライアンスは、米国立衛生研究所(NIH)から資金提供を受け、さまざまなウィルスを長年研究し、武漢ウィルス研究所とも緊密な連携を取ってきた団体です。武漢ウィルス研究所はそうした支援を得て、ウィルスの強毒性を高めるなどの危険な実験、いわゆる機能獲得実験を行い、コロナを遺伝子操作でつくった疑惑が数多くの専門家から指摘されています。

そんな中、エコヘルス・アライアンスで重職を務めた人物が、武漢ウィルス研究所からコロナが流出したと告発したのです。ハフ博士は3日付英紙ザ・サンの取材に対し、「中国がSARS-CoV-2の流行について嘘をつき、この病気が自然に発生したかのように見せるために並々ならぬ努力をしたことに、誰も驚かないはずだ」と指摘。にもかかわらず、米国政府が隠蔽の側に加担したことは重大な問題であるとし、「9・11(アメリカ同時多発テロ事件)以来の米国諜報の最大の失敗」と断じました。

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