2022年11月号記事

コロナワクチンは本当に大丈夫か?

政府は5回目となるブースター接種を始めている。
ワクチンを打つか、打たざるべきか──。
リスクについても十分知った上で、判断したいところだ。


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「年末年始に備えて山場となる10月から11月にかけて接種券の配布、会場確保など、1日100万回を超えるペース、体制を確保してワクチン接種を加速していく」

政府はこのようにブースター接種を推進する姿勢を見せている。国民の2回目の接種率は80.4%、3回目は65.1%に達する(9月15日時点)。特に高齢者の場合、2回目は92.4%、3回目は90.4%であり、接種義務がないことも考えれば日本の接種率は異例の高さである。さらに大半の人がマスクも着用するなど、感染対策を極めて真面目にやっている国でもある。

ワクチンはコロナに勝てない

しかし、「第7波」の感染者数は世界最悪となった。明らかにおかしい。まるで人間の非力さを思い知らせるかのように、コロナ禍が沈静化する気配はない。

一旦免疫ができればもうかからないウィルスには、ワクチンは確かに有効だろう。しかし「免疫があるはずなのに、またかかるウィルス」に対して、果たしてワクチンは有効なのだろうかという自然な疑問が沸く。

加えて、安全性が十分に検証されていない「副反応」の問題もある。実は、ワクチンの制度上の位置づけは、安全性を確認中の"臨床試験"の段階にあり、国民は建前上「治験のためのボランティア」という立場で接種しているに過ぎない。

今のように国民全員の接種を目指す政策を続けた場合、何か重大な副作用が起きた時は、下手をすると"全滅"する可能性もないわけではないのだ。すでに副作用と思われる被害が目立ち始めている。

専門家のインタビューを通して、政府が表に出さないリスクに光を当ててみたい。

 

次ページからのポイント

副作用に苦しむ人が続出/浅井医院院長 浅井 富成氏インタビュー

ワクチンでガンが増える/名古屋大学名誉教授 小島 勢二氏インタビュー

ワクチンとHIVの類似性/七合診療所所長・ウィルス学者 本間 真二郎氏インタビュー