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厚生労働省が8月30日に発表した人口動態統計(速報)によると、2022年上半期の出生数は、前年同月比より5%少ない38万4942人でした。2000年以降で最少となり、初めて40万人を下回りました。

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新型コロナウィルスの感染拡大により、少子化が加速していると言われています。

今年6月に公表された21年の出生数は、統計開始以来過去最少の81万1604人となり、前年より2万9231人減りました(合計特殊出生率は1.3)。昨年より出生数が少なくなると見られる今年は、過去最少を更新する可能性があります。

一方で婚姻数は、行動制限が緩和されたため、前年同月比で0.1%増の26万5593件となり、こちらは持ち直した形です。

政府は、23年4月に発足する「こども家庭庁」を司令塔にして、少子化対策に当たる構えです。

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