《ニュース》

総務省が4日、5月5日の「こどもの日」を前に発表した人口推計から算出した子供の数は、15歳未満の男女が前年より25万人少ない1465万人(4月1日時点)で、過去最少を更新しました。

《詳細》

男女別の内訳は男子が751万人、女子が715万人です。

子供の数は年齢が低いほど少なくなり、3歳ごとの区分で見れば、12~14歳の323万人に対して、0~2歳は251万人でした。

総数はピークだった1954年の2989万人から半減しています。70年代前半の第2次ベビーブーム前後で増えた以降は減り続け、82年から41年連続で減少しています。

各国の子供の比率は、アメリカと中国が18.6%、イギリスは17.9%、ドイツは13.8%など、人口4000万人以上の国の中で、日本の11.7%は最低となります(2020年国連人口統計年鑑)。

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