2022年2月号記事
Interview
地域を発展させる「秘策」
埼玉県で活動する幸福実現党の町議と代表に、地域の発展に向けた提言・取り組みを聞いた。
人と人がつながるもっとあたたかい三芳町へ
幸福実現党 三芳町議会議員
細田 三恵
Profile
(ほそだ・みつえ)1967年生まれ。沖縄国際大学短期大学部卒業。三芳町在住19年、2児の母。2015年に初当選、現在二期目。いじめから子供を守ろうネットワーク相談員。好きな言葉は「感謝・報恩・不動心」。
2015年に三芳町議を拝命してから一貫して掲げているのが、「いじめのないまちづくり」です。議会で条例化してはどうかと提案し、「三芳町いじめのないまちづくり条例」が制定されました。また、国のいじめ防止対策推進法も見直し、隠蔽に対する罰則規定なども盛り込むべきと提案し、見直しに関する意見書を提出することもできました。
私の理想は、子供たちが三芳町を誇り、語れる、大好きなまちにすることです。地元愛を育むためには、自虐史観を払拭するような教育や、本当にいじめのないまちづくりが大切だと思います。
今、コロナ禍で人と人とが遠ざかる世の中になっていますが、政治に"愛"を吹き込み、小さい町だからこそ人と人とがつながり、互いに尊重し合い協力できる、あたたかい三芳町を目指して活動を続けてまいります。
伊奈町をより住みやすく安心して暮らせる町に
幸福実現党 伊奈町議会議員
山野 智彦
Profile
(やまの・ともひこ)1960年生まれ。小樽商科大学卒業。元生命保険会社勤務。2019年に初当選。社会保険労務士、行政書士、NPO法人埼玉成年後見支援センター会員。好きな言葉は「発展・繁栄」。
伊奈町は緑も多く、都心まで1時間ちょっとで行けるため、今も人口が増えています。普段の活動としては、町内のさまざまな改善に取り組む一方、子供たちや子育ての支援にも力を入れています。防犯パトロールの皆様と登下校時の見守りを行い、通学路の危険箇所の改善を進めています。また不登校児支援スクールのネバー・マインドと連携し、3カ月に一度、セミナーを開催しています。
2021年9月には「中国に対して、自由、基本的人権の尊重および法の支配が保障されるよう働きかけることを求める意見書」を提出。賛同をいただき全会一致で可決されました。訴えたのは、ウイグルなどへの人権侵害に対する指摘は内政干渉にあたらないこと、日本も他人事ではないこと、人として許してはいけない行為があることです。
町を守るためにも、人権弾圧や反民主主義に対してはしっかりと声を上げ、今後も力を尽くしていきます。
世代間の絆を深め支え合える東松山市をめざして
幸福実現党 東松山市地区代表
佐藤 恵一
Profile
(さとう・けいいち)1978年生まれ、東松山市在住31年。浦和短期大学英語科卒業。特別養護老人ホームに19年勤務。介護支援専門員(ケアマネジャー)、介護福祉士。家族は妻。好きな言葉は「一日一生」。
20年以上、介護関係の仕事をしています。
ケアマネジャーとして感じるのが、東松山市でも高齢者世帯や高齢での一人暮らしの方が増えており、頼れる人が近くにいないことや介護、お金の管理など、さまざまな問題があることです。
地域の絆を深めることが解決の一助になるはずです。高齢者の方や若者世代が皆で参加できるイベントなどを通してお互いを意識することで、世代間の交流ができるようになり、防災面でも支え合えると感じています。
東松山市は民間の「住みよさランキング」で県内1位になったこともあり、都心に近く、自然も多く、暮らしやすい市です。もっと住みよい町になるよう、地域を回ってお声を聞き、危険な道路の整備などを市に陳情しています。
若者から高齢の方までが支え合い、生きがいをもって暮らしていける東松山市づくりが私の目標です。
世代を超えて発展し喜びを分かち合える杉戸町に!
幸福実現党 杉戸町地区代表
久松 祐樹
Profile
(ひさまつ・ゆうき)1990年生まれ。大宮開成高校、東京福祉大学教育学部卒業。ソフトバンク株式会社などを経てMagic Carpetコンサルティング開業。家族は両親と弟。好きな言葉は「中庸は徳の至れるものなり」。
英語教師を目指していましたが、子供一人ひとりが個性を活かせる教育に貢献するには政治の役割も大きいと考え、地元・杉戸町で党の地区代表として活動しています。
地域を回り、お話を伺うと、病院が遠く行きづらい、バスの利便性が悪く不便などのお困りごとが見えてきます。また、地域の交流が薄れ、隣に誰が住んでいるか分からず不安、などのお声もうかがっています。地域活動やイベントを知らない方や、参加しづらいとおっしゃる方もおり、参加しやすい活動などからスタートし、地域おこしの流れをつくれないかと考えています。
杉戸町はかつて宿場町として栄えた地域です。魅力を再発見し、今あるものを活用して発展し、喜びを皆で分かち合える町が理想です。「若い人に頑張ってほしい」というお声をいただきます。若者の政治参加を増やし、自分たちで発展の未来を切り開く杉戸町を目指します。