《ニュース》

香港メディアの東網はこのほど、香港の複数地区で上空にUFO(未確認飛行物体)が目撃されたと報道しました。中国版ツイッターである「微博(ウェイボー)」でトレンド1位に上るなど、大きな話題を呼んでいます。

《詳細》

今月6日午後4時ごろ、香港在住の謝さんは九龍半島南部で釣りをしていたところ銀色のUFOを目撃しました。UFOは高く飛んで光を反射し、空中を旋回。約10分後、西環(せいわん)の方向へ飛行し、姿を消しました。謝さんのほかにも、多くの人々が目撃しており、周りは騒然としたといいます。

目撃現場の近くを飛行していたヘリコプターよりも「(UFOは)高い位置を飛んでいた」と、謝さんは話しました。

また同日、香港の新海付近で、月を撮影している際に、上空で不明な発光体の撮影に成功した人もいます。映像では、オレンジ色をした楕円形の発光体が月とその周辺の星の間を漂いながら、夜空で急に飛び跳ねたり、急制止したりする様子が映し出されています。

東網の報道によると、他にも11月6日、西貢市の飛鵝山で航空カメラを操作していた人が、正体不明の光が飛んでくる物体の撮影に成功。昨今、香港ではUFOの可能性がある目撃情報が頻発しています。

一方で、中国科学院国家天文台は、これまでUFOに関する市民からの目撃情報は受けていないと発表しています。

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