《ニュース》

南アフリカ共和国の国立伝染病研究所などが25日、同国で見つかったコロナ変異株(B.1.1.529)には免疫を回避し、高い感染力を持つ可能性があると発表し、世界的なニュースとなっています。

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香港では、南アフリカから来た旅行者2人から、変異株が検出されました。1人は南アフリカからの旅行者で、もう一人は同じホテルの向かい側の部屋で隔離されていました。2人ともワクチンを接種していたものの、旅行者から別の人に、空気感染した可能性があると見られています。

これらの事態を受けイギリス政府は、南アフリカを含むアフリカ6カ国からの航空便を一時禁止すると発表。この影響で市場では、旅行銘柄などが売られ、日経平均は大きく下落しています。

生物情報学を研究するトゥーリオ・デ・オリベイラ氏は25日、B.1.1.529には異例の変異が多く生じており、従来の変異株とは「極めて明確に異なっている」と指摘。警戒感を露わにしました。

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