《ニュース》

文部科学省は13日、全国の小中高校などを対象に実施した令和2年度の問題行動・不登校調査の結果を公表しました。小中学生の不登校児童の数は19万6127人、小中高生の自殺者数が415人に上りました。いずれも過去最多になります。

《詳細》

調査は毎年、国公私立の小中高校と特別支援学校を対象に実施しています。「不登校」は病気、経済的理由、感染回避などを除いて年間30日以上登校していない状況のことを指します。小学生は6万3350人(前年度比18.7%増)、中学生は13万2777人(同3.8%増)で、前年度から計1万4855人増えました。

また自殺数についても、小学生は7人(同3人増)、中学生は103人(同12人)、高校生は305人(同83人増)。特に女子高校生は、前年と比べて2倍以上の131人となっています。自殺者が置かれていた状況については、家庭不和や精神障害、進路問題や父母らの叱責などが目立っています。

警察庁の統計では昨年度の小中高校生の自殺者は507人(暫定も含む)で、学校側が把握できていないケースもあると見られています。

調査の結果を受けて、文部科学省は「コロナ禍が子供たちの生活に変化を与えた」と分析し、「家庭で居場所のない子供たちの救いの場になっていた学校がコロナ禍で休校になり、行事も中止になった影響もある」としています。

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