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新型コロナウィルスの起源をめぐり、アメリカでは、中国人民解放軍に協力する生物学者に焦点を当てる報道が増え始め、コロナ生物兵器説の核心に迫りつつあります。

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米NBCニュースがこのほど、中国・武漢ウィルス研究所のバットウーマンこと、石正麗(せき・せいれい)研究員が、少なくとも中国軍科学者2人と共同研究していた事実を報じました。石氏は、2018年に解放軍の研究者である童貽剛(どう・いこう)氏と、19年に周育森(しゅう・いくもり)氏と研究を行っていた過去があると指摘。軍との関与を否定する石氏を批判しました。

名前が取り沙汰されている童貽剛氏は解放軍の少将であり、コロナの起源を調査する世界保健機関(WHO)の中国チームのリーダー。周育森氏は、昨年2月にコロナワクチンの特許を出願した重要人物です。

NBCに続いて、米フォックスニュースも同様の報道を行うなど、武漢研究所と解放軍のつながりに関して注目が集まっています。

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