仕事でも人間関係でも、「自分の理想像」を求めるあまり無理をすると、たいていそこにさまざまな苦しみが生まれる。自分自身を追いつめてウツのようになってしまったり、周りに煙たがれて浮き上がってしまったり、職場への不満が爆発していられなくなり、人生を棒に振ってしまったり、家族仲が悪くなってしまったり──。

かといって、「理想を追わない人生がいい」と思う人も少ないだろう。人間、生まれたからには、夢や志を叶えて成功したい。

そんな"理想と現実のギャップ"のなかにあって、人はどう幸福に生きてゆけばいいのか。

大川隆法・幸福の科学総裁は5月5日、法話「中道に入る易しい考え方」を説いた。本法話は全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点で公開されている(文末に問合わせ先)。

「中道」というのは釈尊が説いた悟りの道。現代的に言えば、幸福や成功への王道と言える。これは、自分自身の心や生き方を反省する「八正道(はっしょうどう)」の実践そのものだというが……その意味するところを理解するのは難しい。

「中道」という言葉を聞いたことのある人は、「普通に生きる」「ほどほどに生きる」くらいの意味に捉えていることが多いかもしれない。そう考えると、まるで「理想を求めて努力することを諦めて、安定を得る生き方」のようにも聞こえる。しかし大川総裁は、「中道」とは決して世の中の平均や標準を求める生き方ではないと説く。

大川総裁は、短く平易な言葉で「中道」の意味を定義する。そして、次のようなさまざまなエピソードや事例を挙げ、その真意を解説していった。

  • 「妄想的理想像」の危険性
  • 大川総裁の詩集に表れている、「自己や世の中を冷静に見つめる」修行の軌跡
  • 学問や仕事における成長・成功と、内面の成長との関係
  • なぜ大川総裁は学歴にこだわらないのか
  • 「ドラゴン桜」的なノウハウ型成功観に思うこと
  • 短命作家と長命作家の違いとは
  • 理想に向けて努力をしながら、幸福感を感じる生き方
  • 幸せな恋愛・結婚のために必要な発想の転換とは
  • 釈尊がお金を「毒蛇」に例えた理由

実社会における安定や繁栄が、「八正道」などによって心を見つめることと、密接にリンクしていることもよくわかる。そして、本当の幸福や成功は走って追いかければ逃げていくが、静かに「中道」を歩めば後ろからついてくると、改めて実感させられる。

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/まで。

 

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