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トランプ前米大統領は29日、米フォックス・ビジネスによる1時間にわたる電話取材に答え、施政方針演説を行ったバイデン大統領の移民政策などについて痛烈に批判しました。

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トランプ氏はインタビューの中で、バイデン氏の演説で印象的だったことについて、「彼は国境の問題について議論しなかった」と述べました。「これまでに見たことのないレベルで何万人もの人々が流入している」と訴え、そこには犯罪者も含まれているにもかかわらず、バイデン政権は彼らを止めるために「全く何もしていない」「制御不能だ。このままでは国が滅びる」と非難しました。

また、バイデン政権の中国政策について、「すぐに手を打たなければ、中国はこの国を乗っ取ることになる」と指摘。同政権が進めようとしている富裕層や大企業への増税については「経済に壊滅的なインパクトを与える」などと警鐘を鳴らしました。

また、2024年の大統領選の出馬について尋ねられたトランプ氏は、「世論調査によると、みんなが私の出馬を望んでいる。私は100%出馬を考えているし、私たちは大成功を収めると思う」と答えました。

さらに副大統領の候補として可能性がある人物として、米フロリダ州のロン・デサンティス知事(共和党)を挙げました。

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