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欧州各国が、英製薬大手アストロゼネカの新型コロナウィルスのワクチン接種を相次いで一時停止しています。
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オーストリアで、ワクチン接種後に血栓ができ、女性が死亡しました。その他にも、接種後に同様の症状を訴える例が複数報告されています。こうした事態を受けて、イタリアやデンマーク、ノルウェーなどは一部または全ての接種停止に踏み切っています。
欧州連合(EU)の欧州医薬品局(EMA)は11日、EUとその周辺国でアストロゼネカ社のワクチンを接種した約500万人のうち、接種後に血栓症のような事例が30件あると発表。ワクチン接種との関係を調査しつつも、「現時点ではワクチンを接種して得られる効果の方が、接種しないリスクを上回る」と強調しました。
日本では2月、同社製ワクチンの承認を申請。3月中の供給開始を目指しています。
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