《ニュース》

スリランカ政府が、新型コロナウィルスに感染して亡くなった人の遺体の土葬を許可すると発表しました。

《詳細》

スリランカではコロナが流行し始めた2020年4月、「遺体を埋めれば地下水にウィルスが入り込み、感染が拡大する可能性がある」として火葬を義務化していました。世界保健機関(WHO)は、土葬で感染が広がる根拠はないという立場を取っています。

スリランカでは人口の7割を仏教徒が占めますが、イスラム教徒の間では土葬が原則であるとして、反発が高まっていました。イスラム教では死者が生前の姿でよみがえり、天国行きか地獄行きかの審判を受けるとされているため、火葬は禁止されています。

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