米バイデン政権が始動する中、世界中がアメリカの動向に注目している。
ジョー・バイデン大統領は16日、就任後初となる一般市民との対話集会(タウンホール・ミーティング)に臨んだが、内容が支離滅裂であったことに加え、中国国内で行われている人権弾圧について、中国政府によるプロパガンダに追従するような発言をするなど、職務遂行能力が疑問視され始めている。
バイデン氏率いるアメリカに、中国共産党の覇権拡大を押しとどめる力はあるのか──。
世界各国でそうした懸念が高まる中、ドナルド・トランプ前大統領の守護霊が、大川隆法・幸福の科学総裁のもとを訪れ、アメリカおよび世界に向けて力強いメッセージを送った。本法話は全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点で公開されている(文末に問い合わせ先)。
トランプ氏の守護霊は、紛糾する中東情勢への見方や、新たな国連体制の提案、脱炭素運動の罠やGAFAの問題をはじめ、多岐に渡る論点に言及し、さらには、"トランプ復活"に向けた道筋に至るまで具体的に語った。
本欄では、語られた論点のうち2点のみに絞って紹介する。
「世界のリーダーがいるかいないか分からない状態が続く」
バイデン政権下における米中関係について、トランプ氏の守護霊は「中国が小手試しにまずはバイデンをからかうだろう」と予測。クーデターによって軍部が実権を掌握したミャンマーや、核開発を巡る懸念が再燃するイラン、中東情勢の動向を大きく左右するイスラエルの動向など、国際政治が抱える数々の課題に対して、バイデン氏が有効な手を打てるか否かについて、中国政府は注視していると指摘した上で、このように語った。
「世界のリーダーがいるかいないか分からない状態が続くわな。バイデンに聞いても、そういうものは、担当者に聞いてくださいとか、どうせ言うからさ。大臣が決めることだとか、きっと言うよ。だって、自分の考えないもん」
超大国アメリカのトップが善悪の判断から逃げ、確固たる方針を世界に示さなければ、世界情勢はますます混沌とし、火事場泥棒のように中国が勢いを増すことは確実だ。「ジェノサイド」が続くウイグルや、自由が奪われてしまった香港には救いの手が伸びないばかりか、台湾や南シナ海への侵略も加速しかねない。
トランプ氏の守護霊はさらに、中国政府が台湾の南西に位置する環礁・東沙諸島を狙っており、「ここを上陸して取ったらどうなるか、っていうのをやっている」と指摘。同様に日本の尖閣諸島に上陸する可能性にも言及し、「アメリカはそのために戦うか。それは分からないね」「(バイデン氏は)腰抜けだからさ、戦わないかもしれない」と述べた。
新型コロナウィルスを世界に撒いた政治責任を問うべき
中国・武漢発の新型コロナウィルスは、すでに世界中で249万人以上の犠牲者を出し、アメリカ国内でも50万人を超える死者を出している(2月26日時点)。
これについても、トランプ氏の守護霊は中国政府が主張する自然発生説を否定し、「世界散布に関して、絶対に実行犯がいたと私は見ているので。これらは逮捕しなければ駄目です。中国の要衝を攻撃するぐらいのことはやらないと、世界正義が確立しない」と喝破した。
実際、世界各国の権威のある科学者が、今回のコロナウィルスは人工的につくられた可能性がかなり高いと指摘している。本誌でも繰り返し報じてきたように(関連記事参照)、中国はウィルスという犯人の分かりにくい兵器を用いて、世界戦争を仕掛けているのだ。
中国以外の諸国もウィルス研究の技術を持ってはいるが、トランプ氏の守護霊は、あくまで「目的性を決めるのは政治」であり、「その政治的な決定責任」を「徹底的に問わなきゃいけない」として、いかにしてその証拠を掘り起こすかについても有効な手段を指摘。その上で、次のように語った。
「世界の正義を打ち立てることが大事で、それは、犯人が白人であるか黒人であるか、黄色人種であるか、何の関係もない。その人の思想・信条が、世界を害しているかどうか。ここが問題なんで」
大手メディアはコロナ中国発祥説を論じず、グーグルやユーチューブをはじめとするビッグ・テックも、そうした言論を封じ込めようとしている。しかし、これ以上の巨悪を犯させないためにも、中国政府に対して、世界を混乱に陥れた責任を問う必要がある。
トランプ氏の守護霊から、アメリカのみならず、世界に向けて語られた力強いメッセージは必聴だ。
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『バイデン守護霊の霊言』
幸福の科学出版 大川隆法著
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2021年3月号 世界がまだ知らない中国の恐ろしい正体 - Part 2 / コロナが間違いなく生物兵器である3つの根拠
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2021年2月18日付本欄 バイデン大統領、香港・ウイグル・台湾を見殺しか? 対話集会で「口出しする気はない」と明言