《ニュース》
仮想通貨ビットコインの時価総額が1兆ドルを突破し、話題になっています。
《詳細》
1兆ドルといえば、日本円にして105兆円であり、わが国の国家予算に相当します。また、アップル社やグーグル親会社であるアルファベット社、マイクロソフト社などのグローバル企業の時価総額にも並ぶ規模です。
ビットコイン相場は、2017年に10万円から200万円にまで高騰したことが話題になりましたが、その後しばらく低迷していました。しかしこの1年間で、100万円(2020年2月)から600万円(2021年2月)にまで暴騰しています。
値上がりの主な背景としては、各国当局がコロナ対策と称し、大規模な金融緩和・財政出動をしていることが指摘されます。「国の通貨の価値が落ちてインフレになった時のリスクヘッジになる」と信じる投資家が増えたとされています。
そうした中、米自動車メーカーのテスラが財務戦略として巨額のビットコインを購入。CEOのイーロン・マスク氏も「現金よりまし」という主旨のツイートをしました。それにより、ビットコインは一気に注目を集め、世界中から投資が加速しました。
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