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新型コロナウィルスの発生源等の解明に向けて、中国・武漢に訪れている世界保健機関(WHO)の国際的な調査チームが3日、中国・武漢のウィルス研究所を訪れて、「バット(コウモリ)ウーマン」の異名を持つ石正麗(シー・ジェンリー)氏らと協議しました。
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ロイター通信によると、調査団は研究所に約3時間半、滞在しました。調査メンバーの一人で、アメリカの専門家であるピーター・ダザック氏は自身のツイッターで、石氏らと面会したこと明らかにしました。
石氏は同研究所の主任研究員で、自身のチームが2013年に雲南省で採取したと発表しているコウモリ由来のウィルスから新型コロナが自然発生した可能性が高いと指摘したことで知られています。
武漢ウィルス研究所に先立ち、WHO調査団は1月末にも、初めて新型コロナの集団感染が確認された武漢市の河南海鮮卸売市場を視察。しかし、同市場ではすでに徹底的な消毒が行われており、当時の状況を把握するには至らなかったとの見方が強いです。
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