《本記事のポイント》

  • 新型コロナに対するワクチン投与の有効性を疑う専門家
  • 香港、ベルギー、オランダで再感染者が確認された
  • 長期化するコロナ時代に必要なのは「信仰ワクチン」

新型コロナウィルスのワクチン開発が、世界で急速に進められている。何百ものワクチン候補が存在し、アメリカやイギリス、中国をはじめ、世界各国が血眼になってワクチンの実用化に向けて動いているところだ。

「ワクチンさえ開発できれば、感染は収束する」と漫然と信じられている。しかし、ワクチンは新型コロナ感染を収束させることができるのか。

新型コロナと「永遠」に共存か?

一部の専門家は、ワクチンの有効性に対して懐疑的な意見を持つ。イギリスの新型コロナ対策を策定している非常時科学詰問委員会(SAGE)であるサー・マーク・ウォルポート氏は、「人類は何らかのかたちで永遠に新型コロナと共存していく」と述べた。

スペイン風邪が2年で収束したことから、新型コロナの感染収束も2年と予想されることが多い。一方で、サー・マーク氏は、スペイン風邪が流行した当時よりも人口は増え、より密集していることや、旅行などで人々の行動範囲が広がっていることを指摘。ウィルスはより感染しやすい状況にあるとし、長期の感染拡大を示唆した。

感染収束に期待が高まるワクチンについても、その効果に疑問が残る。コロラド州立大学の名誉教授であり、毒物及び生物・科学兵器が専門の杜祖建(アンソニー・トゥ)氏は本誌8月号で、「新型コロナは3万個のRNAヌクレオチド塩基により成り立つ、インフルエンザの一種です。時期を経るにつれ、1カ月のうちに1~2個の塩基が突然変異します。このため今までのインフルエンザ同様、前のワクチンは効かなくなるかもしれません」と述べた。

ワクチンが開発された後でも、変異したウィルスへのワクチンが必要となり、定期的なワクチン接種が求められる。サー・マーク氏が指摘するように、新型コロナと「永遠」に付き合わなければならない可能性もないではない。

さらに、ワクチンの実用化までには、度重なる臨床によって効果を確認する必要がある。ウィルスが変異し続けると考えると、ワクチンが効果を発揮するまでにもかなりの時間を要すると予想される。

ベルギー、オランダ、香港で確認された「再感染者」

香港大学の研究者は24日、新型コロナ感染から回復した男性が4カ月後に再感染したことを発表した。研究者によると、退院後、イギリス経由でスペインから香港に戻った際に2回目の感染が確認されたという。1回目に確認された新型コロナとは、別種類のものだった。

オランダとベルギーでは25日、それぞれ1人が新型コロナに再感染したことを確認。ワクチンの効果を懸念する声も出始め、新型コロナへの対応が困難になったと言えるだろう。

信仰心を高めて新型コロナへの免疫力を上げる

ここまで見てきたように、新型コロナ感染拡大は続き、私たちはウィルスと付き合わなければならない。では、どのように向き合っていくべきか。

本誌・本欄で繰り返し訴えてきたように、神仏の力を信じ、信仰心を高めていくことがウィルスへの「免疫力」を高めていくことになる。

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『コロナ不況下のサバイバル術』で、このように語っている。

爆発的にはやっていくものの場合 (中略) 、ウィルスがうつる前に『恐怖心』の方が先に広がっていくのです 」「 その人が恐怖心を持つことによって、そこに"取っ掛かり"ができ、悪霊等が入ってきます

ウィルスに感染することは、悪霊などに憑依されることと同じだ。悪霊に通じる恐怖心やマイナスの心を持っていれば、ウィルスに感染されやすくなる。逆に、天使や神仏に通じる、明るく積極的な心を保つことで、ウィルスに侵されにくくなる。

信仰心を高め、心を明るく積極的な方向に定め、免疫力を上げる「信仰ワクチン」が、コロナ時代を生き抜くために必要だ。

(竹内光風)

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