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11月3日に投票日を迎える米大統領選をめぐり、民主党はジョー・バイデン氏を大統領候補として正式に指名し、共和党は24日から開かれる全国大会で、現職のドナルド・トランプ氏を指名する予定だ。
今後の世界の行方を占う重要な選挙が近づく中、大川隆法・幸福の科学総裁は18日、候補者両名の霊言を収録し、お互いの評価や選挙の勝算、経済政策、中国外交などの「本心」に迫った。これらの内容を収録した書籍『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』は20日に緊急発刊され、全国の書店に順次並ぶ予定だ。
バイデン氏守護霊、南シナ海・香港問題で軟弱な姿勢を見せる
まず現れたのは、オバマ前政権で副大統領を務めたバイデン氏の守護霊だ。同守護霊は、国民に訴えかける自身の強みについて、「人間としてまともだということだよな。これが最大の強みだよな」と分析。トランプ氏に関しては、「狂った大統領」とこき下ろした。
日本がバイデン氏に問いたいのは、外交政策。特に、中国政策にいかなる変化が起きるのか、非常に気になるところだ。その点、米議会全体が中国強硬論に傾いているため、バイデン氏が大統領になっても、対中政策が転換されることはないとの見方がある。しかし同氏の守護霊は終始、中国と軍事的な対立を極力したくない様子を見せ続けた。
オバマ政権下で、中国が南シナ海に軍事基地をつくった点を聞かれると、「軍事費用が高すぎてねぇ、まぁ削減しなきゃいけない時期だから、その程度のことですぐ戦端を開くようなことはあってはならない」と返答。「南沙諸島の問題ったって、どうせ台湾とフィリピンと、ベトナムあたりが怖がっているだけのことだから、どうってことはないよ」と述べ、領有権問題を軽視した。
さらに香港問題についても、「もうちょっと中国・北京政府を利益誘導することで、香港に対して、柔らかい態度を取るように進めるかと思います。(中略)香港の住民が不利になるって言うか、脱出しなきゃいけないほどきつい弾圧をやめてくれれば、少し見直してもいいぐらいの感じの、交渉はするかもしれない」と、弱腰に見える発言を繰り返した。
バイデン氏は国際協調路線を政策として掲げているが、その結果として、同盟国や友好国の国益が損なわれる可能性が極めて高いことが浮き彫りとなった。
トランプ氏守護霊「2年以内に習近平を失脚させる」
次に現れたのは、トランプ氏の守護霊。同守護霊は、国内外でバイデン氏寄りの偏向報道が続いている現状について、「強い人を攻撃するので、マスコミは。(中略)私を攻撃してるっていうのは、私の方が強いと見てるっていうことなんだよ」と意に介さなかった。
不利と見られている大統領選の逆転の一手について、同氏の守護霊は「わしと論戦したら、終わりじゃないか? 3回ぐらい公開討論したら、その途中で脳溢血を起こして、倒れるんじゃない?」と語り、バイデン氏を公開討論でノックアウトすれば、勝利できると自信をのぞかせた。
その上で、「ウイルスでアメリカ人を600万人近く感染させて、もう10数万人死なせたっていうことは、戦争行為に値することですからね。最終的にはやっぱり、この蓋を開けて、戦時大統領としての臨戦態勢を見せることで、空気は変わると思いますよ」と述べた。
世界の重大関心事となった米中覇権戦争はどうか。
トランプ氏の守護霊は、軍事的オプションなどの手の内を明かすことはできない様子だったが、「私は別に、軍事主義者ではないので、ファースト(一番)はやっぱり、私が再選されて、2年以内に習近平を失脚させる」ことだと述べた。それに向けて、中国の国家的犯罪を次々に情報公開し、国内外で中国共産党を打倒する気運を盛り立てていく方針に言及した。
本霊言では他にも、次のような、多数の論点について言及があった。
- 黒人暴動と不法入国問題についてどう見る?
- 中国が尖閣を占領したら、どうなるか
- バイデン氏と中国の癒着疑惑について
- 中国人留学生による知的財産権の侵害問題
- コロナ問題への見方
- トランプ政権がサポートした、UAEによるイスラエルの国家承認について
- 大統領選で世論を味方につける一手とは
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』
幸福の科学出版 大川隆法著
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