2020年2月号記事
Movie 映画監督 Interview
「だれもが愛しいチャンピオン」
監督・共同脚本・編集/ハビエル・フェセル
"違い"を尊重すれば強力な「チーム」ができるはずです
本国スペインで公開されるや大反響を呼び、2018年の年間興行収入第1位に輝いた映画「だれもが愛しいチャンピオン」。
短気が災いしてプロ・バスケットボールチームのサブコーチを解雇されたマルコ。その彼が、知的障害を持つ人々で構成されるバスケチーム「アミーゴス」の指導を通じて、メンバーとともに成長していく姿を描く。本作はアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたほか、スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞の11部門にノミネートされ、作品賞ほか3部門を受賞した。
2019年12月27日から日本でも公開される本作のハビエル・フェセル監督に、作品に込めた思いを聞いた。
- 【公開日】
- 2019年12月27日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
- 【配給等】
- 配給:シンカ
- 【スタッフ】
- 監督・共同脚本・編集:ハビエル・フェセル
- 【キャスト】
- 出演:ハビエル・グティエレス、アテネア・マタ、フアン・マルガージョほか
Story
プロ・バスケットボールチームを解雇され、知的障害者たちのバスケチーム「アミーゴス」を指導することになったマルコ。最初は嫌々だったが、自由過ぎる彼らのユーモアや純粋さに触れて一念発起し、アミーゴスは全国大会でまさかの快進撃を見せる……。予想を超えた感動のラストが、"チャンピオン"という言葉の本当の意味を教えてくれる感動作。