2020年1月号記事

部下は 3日 で上司を見抜く

人望力の鍛え方

優しいだけで上司は務まらない。厳しいだけでは人がついてこない。

人望ある上司の条件とは何か。

(編集部 片岡眞有子、山本泉)


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自らに厳しく、他の人に優しく

「上、三年にして下を知り、下、三日にして上を知る」。

結局、部下は上司の「何」を見ているのか。

周囲に支えられていることに感謝しているか。意見を聞き入れる謙虚さがあるか。部下の心を理解しているか。この3つの視点から、「ついて行きたい」と思われる上司について考えてきた。

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『鋼鉄の法』の中で、真のリーダーの資質についてこのように説く。

「やはり、トップがどのような人かをよく見極めなければいけないでしょう。それが『独裁者なのか』、それとも、『能力が高くて、本当にリーダーになっており、その人がいなかったら、みなをまとめていけないのか』というところの見極めが大事だと思うのです。

これらのどこに違いがあるかというと、『そのトップが、いざというときには自己犠牲の精神を持っているかどうか。国民を救うためだったら、自分は犠牲になってもいいという気持ちを持っているかどうか』というところです」

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自己犠牲のリーダー

刀剣のように自らを鍛える