参院選後の記者会見で安倍首相は、「令和の時代にふさわしい、憲法改正案の策定に向かって、衆参両院の第一党として、わが党は、今後、強いリーダーシップを発揮していく憲法改正を目指している」などと発言し、憲法改正に向けて意欲を示しています。

しかし一部では、参院選前から自民党は「憲法改正やるやる詐欺」をしているとの見方が出始めていました。

例えば百田尚樹氏はツイッターで6月27日、「自民党は『憲法改正やるやる詐欺政党』と思えてきた。(中略)現在いつでも国会で改正発議できる状況であるにもかかわらず、まったくやろうとしないし、憲法審査会も開こうとしない。これって、もう詐欺の部類やで」とコメント。賛同の声も多く寄せられています。

そこで、過去6回の自民党の選挙公約を振り返って、自民党の「憲法改正やるやる詐欺」説を検証してみました。