小泉議員の公式ブログより。
北方領土の返還をめぐり、丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名)が「戦争」に言及した問題について、このほど開かれた衆院の本会議で、議員辞職を促す「糾弾決議」が全会一致で可決された。
この決議では、自民党の小泉進次郎・厚労部会長が採決を棄権。同党から厳重注意処分を受けた。
その後小泉氏は、棄権した理由を自身のブログで説明。
丸山氏の言動は、「かばえるものではない」とした上で、「議員の出処進退は、議員1人1人が判断すべき。みんなで糾弾するのは、自分の中では、腑に落ちない」「個人に対する個人の批判は自由だし、政治家も甘んじて受けないといけない立場と思うが、国会としてというのは、次元が違う話だと思う」などとつづった。
確かに、韓国の艦艇が自衛隊機にレーダーを照射したり、韓国の国会議長が天皇陛下へ謝罪を要求したりしても、日本の国会では、それに対する糾弾決議を行っていない。政治家個人を対象にするのは、極めて異例だ。
「自民党は共産党みたい。言論の自由がない」
そうした騒動がニュースとして報じられていた6月8日、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに小泉氏の守護霊が現れ、今回の決議を次のように批判した。
「 (北方領土の)元島民の人たちに、『(島を)返してほしいですか』と、『戦争してでも取り戻したいぐらいですか』ということを聞くことはあってもおかしくないよね 」
「 これを一方的に何か、『戦争悪』みたいに言ったら、自民党はもう共産党になったみたいで。何か言論の自由がなくなって、本当に国会では自由にできないじゃん。そんなのおかしいと思います 」
決議を行った国会も、自身を処分した自民党も、議論を封印して国会議員の「言論の自由」を侵害しているという指摘だ。
安倍首相は「独裁者みたいになってきている」
5月下旬、来日中のトランプ米大統領は、安倍首相と回ったゴルフ場での昼食後に、「日本との貿易交渉で非常に大きな進展があった。農産品と牛肉は特に影響がある。日本の7月の選挙の後、大きな数字が出てくる。期待している!」などと投稿。貿易問題について"取引"があったことを示唆した。
一方、安倍首相は、多くの国民の生活に関わる重大な交渉内容を説明しないまま、参院選に臨もうとしている。この姿勢について、小泉氏の守護霊は、次のように苦言を呈した。
「 (日本の)農業を完全に潰すような案になっているのなら、私は自民党員でも、安倍さんに『おかしい』って批判しながら、選挙を戦いますよ。そういう言論の自由は、自民党にはあったはずですよ、もともと。だから長くなって、もう(安倍首相は)独裁者みたいになってきてるんだよ 」
情報統制して、気に入らないことは全部隠していく手法は全体主義であり、それを指摘しないマスコミも懐柔されており、民主主義が機能していないことを嘆いた。
軍事上の備えを考えることに問題はない
小泉氏の守護霊霊言が行われる約2週間前の5月22日、大川総裁は東京都内で開かれた、幸福実現党の立党10周年を記念にした釈量子党首との対談「君たちの民主主義は間違っていないか。」の中で、丸山氏の発言についてこう述べていた。
「 国会議員には、『言論の自由』はなかったんでしたっけ? 」
「 北方四島のうちの、大きいほうの島には、もうロシアの軍事基地ができているわけですよ。その軍事基地は何のためにできているかというと、まあ、日米同盟がある、と。今、日米同盟で、共同的に防衛訓練ができるようになっているレベルですので、日米が、もし島を取り返しに来るとなると困るから、その防衛のために、基地を増強してあるんですね 」
「 ということであれば、要するに、ロシアの側は、『日本、もしくは、アメリカが島を取り返しに来ることはありえる』と考えて、想定して、あそこに現実に基地をつくっているわけですよ。『それに対してどう考えるか』と、いちおう、考えを練ること自体は、別に問題はないことなんですよね 」(以上、 『君たちの民主主義は間違っていないか。』 より引用)
日本は本来、北朝鮮の拉致被害者についても、自衛隊で奪還するという気概がなければならない。この問題を解決するために、もっと「憲法9条の改正」や「自衛隊の装備はどうあるべきか」などの議論が行われていいはずだ。
「軍事」や「戦争」について議論すること自体をタブー視して、政治家の言論の自由を奪ってはならない。それこそが、国を危うくする危険性がある。
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