米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が欧州の2工場で減産体制を取る。19日付ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

スペインの工場で21日に操業を停止、ドイツの工場で21~22日減産を行うという。東日本大震災で日本からの部品の供給が滞っていることが原因だ。

また、同日付け日本経済新聞によると、部品製造を担う工場の損壊で、航空機やスマートフォンも操業停止が続き、生産に影響が及んでいる。特に、航空機のタービン翼は他の拠点での代替生産が難しいという。

これらの製品はいまや移動手段や通信手段として欠かせない。日本の技術の存在感を改めて実感する。(吉)

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