中国の新疆ウイグル自治区の少数民族のウイグル人について、トランプ政権が「中国当局がテロ対策を名目として数十万人を不当に拘束している」と明確に批判の声を上げました。

アメリカのペンス副大統領はこのほど、米ワシントンD.C.で初めて開かれた、80か国の外相が出席して「信教の自由の促進」をテーマに話し合う閣僚会議において講演をしました。

講演では、「信教の自由」が認められていない国の問題点を指摘し、ウイグル人についても、「数十万、あるいは数百万とみられる人たちが、再教育施設に移され、政治教育を強いられている。宗教的な信条が脅かされている」と懸念を示しました。

本欄では、最近のトランプ政権の動きから、中国の人権弾圧を止める方法について考えていきます。