CASで冷凍した食材を手に説明する担当者。

2018年2月号記事

世界に挑むサムライ企業

味が落ちない冷凍庫を開発

地方のおいしい食材をそのまま世界へ

新しいことにチャレンジし、お客様に喜んでいただきたいー。
そんな思いで日々奮闘する日本の経営者たち。
本連載では、そんなニッポンのサムライたちのチャレンジを追う。

株式会社アビー
代表取締役社長

大和田 哲男

「今までのスシは何だったんだ?」

世界中どこにいても、鮮魚の味と香りを存分に生かした本物の寿司を、手軽に楽しめる未来は近いかもしれない。

冷凍した食材は味が落ちるというのが、世間の常識だ。しかし、株式会社アビーが世界で初めて開発したCAS(Cell Alive System)を使えば、数年前に冷凍した食材でも、新鮮なまま食べることができる。

次ページからのポイント

世界17か国に広がる高い技術の秘密とは

医療分野での共同研究も

知的障害者を支援する取り組み