書店に行くとほぼ必ず、「自己啓発」というコーナーがあります。そこには、古今東西の自己啓発書が並びます。そんな、「自己啓発の元祖」とも言われているのが、ジェームズ・アレン(1864~1912年)です。
「心の力」を訴えたアレンの著書『As a Man Thinketh』(邦題:『「原因」と「結果」の法則』)は、「聖書に次ぐベストセラー」と言われます。
そんな名著を生み出したアレンですが、どのような人物で、どのような人生を送ったのかは、意外と知られていません。本欄は、「心の力」で、「工場労働者から、世界に影響を与える大哲学者」に生まれ変わった、その生涯を紹介します。