「一帯一路」の沿線各国を超音速で走る列車で結ぶ――。中国政府はこのような大きな構想を持っており、その実現に向けて、飛行機より早い時速4千キロで走る「高速飛行列車」の開発に乗り出しています。
このように、世界各地の海や陸に触手を伸ばしている中国ですが、さらなる標的は、宇宙のようです。
アメリカの核戦略を担うハイテン戦略司令官は、中国の宇宙開発について、「実はたいしたことはないのではないか」と問われた際に、「私の見る限り(中国とロシアは)、宇宙においては米国が全く太刀打ちできなくなりそうなほど積極的に軍事力を高めている」と答えているほどです(11月30日付日本経済新聞)。