中国の爆撃機6機が13日、沖縄本島と宮古島の間を通過し、自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)しました。通過は、今年3月以来で、中国機に対する緊急発進は、昨年1年間で800回を超え、過去最高となっています。
飛行について、中国国防省の任国強報道官は翌14日、「関係各国は大騒ぎしたり、深読みしたりする必要はない。慣れれば済む話だ」とのコメントを発表。今後も実行する姿勢を示しました。
中国や北朝鮮などの脅威が日増しに高まっています。そこで気になるのが、「自衛隊が防衛のために出動(防衛出動)した場合、実際はどのようなプロセスを経ているのか」です。それを見ると、自衛隊がいかにがんじがらめに制約されているかが見えてきます。