2017年4月号記事

講演会Report

世界紛争を乗り越える「信じる力」

「信じる力」

2017年2月11日 大分別府ビーコンプラザ

大川隆法・幸福の科学総裁は、「建国記念の日」にあたる2月11日、「信じる力」と題した講演を行った。本会場には5千人が集い、講演の様子は全国に同時中継された。

冒頭、大川総裁は1980年代、会社をやめて幸福の科学を立宗する際、周りの理解が得られず葛藤したエピソードを明かした。だが、長く続けるうちに実績も出てきたと、教団の歴史を振り返った。

現在、幸福の科学が発信する言論は、政財界からも注目を集めている。7カ国を対象に入国制限を行ったり、メキシコとの国境に壁を作ると宣言したりして、アメリカを分断すると批判されているトランプ政権についても、大川総裁は次のように期待を込めて語った。

「 アメリカが再び、アメリカらしくなって、世界の先生になって、世界を護ってくれるようになると思います 」

さらに、ここ最近の米中関係を踏まえ、向こう4、5年以内に局地的な戦争が起きるだろうとの見通しを示した。

争いを乗り越えるために何が必要か。大川総裁は、考え方や理想の大切さを力説した。

「 憎しみ合っている者同士が、許し合うことができ、和解し合うことができるのは、人間を超える立場があって初めて実現することだと思います 」

幸福の科学が大川総裁の経典や霊言を数多く発刊しているのは、人間を超えた神々の考えを広げるためだ。神仏の存在は、眼には見えない。だからこそ信じる人が数多く集まれば、強い力になる。

大川総裁は、「 信じる力というのは、本当に、物理的な力を持って、この世で、みなさまがたの道を妨げているものを、打ち破って、貫いていくだけの力があるのです 」と力強く語り、講演を締めくくった。