9日発信のCNNによると、カトリック教徒向けに「ざんげアプリ」が登場したという。

カトリック教徒が罪を告白し、神の許しを請う儀式を手助けするためのアプリケーションで、定価は1ドル99セント(約164円)。

iPhoneやiPad、iPod上で開いて、自分自身の罪を振り返るチェックリストや、罪の告白を段階的に手引きしていくという。また償いの行為を提案して、リストにない罪を追加する機能までついているという。

開発したリトル・アイアップス社は、教会から遠ざかっている信者も「デジタル技術」を通して信仰を実践してほしいとし、関係者での評判も上々。

iPhoneを片手に自分の罪をチェックする姿からは、従来の信仰者の姿は想像しにくいが、これが新しい時代の信仰形態の一つなのだろうか。信仰から離れた人をつなぎとめるツールとして、あるいは自己反省を習慣づけるためには、案外画期的なものなのかもしれない。いずれにしても、興味深いニュースではある。(ア)

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