2017年4月号記事
Inspired by "The Laws of Mission"
映画「沈黙―サイレンス―」の問いに答える
神は「沈黙」していない
宗教に対する問題提起とも言える映画「沈黙―サイレンス―」。
その疑問に対する答えは、大川隆法・幸福の科学総裁の著書『伝道の法』に示されている。
映画「沈黙―サイレンス―」は1月21日から日本で全国公開された。画像は公式Facebookより。
「神」は存在するのか。「信仰」とは何なのか―。
現代人にそんな疑問を投げかける映画「沈黙―サイレンス―」が1月下旬、公開された。原作は遠藤周作の小説『沈黙』で、江戸初期のキリシタン弾圧を描いている。
残忍な処刑や拷問に苦しむ信徒。その様子を目の当たりにして苦悩し、葛藤するポルトガル人宣教師。神がいらっしゃるなら、なぜこの苦しみを放置されるのか。祈りにお答えにならないのか。
こうした重いテーマが、豪華俳優陣の迫真の演技と壮大な映像で描き出される。
命がけで信仰を守る人々の姿は、それほどまでに大切な「信仰」とは何かを考えるきっかけを与える面もあるかもしれない。しかし、本作で描かれているのは、信徒と神父がひたすら苦しみ、殺されていく姿。「信仰は人を不幸にする」という印象だけが残る人も多いのではないか。