現役時代の千代の富士。 写真:山田真市/アフロ
2016年10月号記事
ニュースのミカタ 6
スポーツ
昭和の大横綱・千代の富士が死去
強さと優しさの秘密
昭和の大横綱が、また一人逝ってしまいました。
7月末、元横綱・千代の富士が膵臓がんで亡くなりました。東京・墨田区の九重部屋で行われた通夜には2千人が参列して別れを惜しみました。
優勝31回(歴代3位)の強さと、筋肉質な身体で見せる美しい土俵入り。「ウルフ」の愛称で親しまれ、相撲ファンはもちろん、若い女性や子供にも人気がありました。何がここまで人々の心を惹きつけたのでしょうか。