アメリカの陸軍が、リクルート活動(新兵募集)のためにハリウッドとタイアップし、陸軍広報官を地球防衛戦のプロモーション最前線に送り込んだようだ。陸軍の新聞アーミー・タイムスが伝えている。
6月24日、映画『インディペンデンス・ディ リサージェンス』がアメリカで封切られる。20年前の前作で地球人に撃退された宇宙人が、再び報復にやってくるという映画だ。映画では、地球はこの20年間でテクノロジーを大きく進化させ、地球上の多国籍軍が結束して地球防衛のために戦う。
この映画のプロモーションサイトに、米陸軍の中でも科学・工学・数学などハイテク分野専門のリクルートのサイトがリンクされ、SFファンの若者たちの勧誘に一役買っている。
サイトでは、宇宙人の細菌兵器の研究や暗号解読、宇宙船のリカバリーなど4段階のゲームがあり、クリアすると上等兵から大佐に昇格できる。また、前作以降のタイムラインのページでは、「2003年、エイリアンの兵器を回収し、米陸軍の科学者たちが軍事転用し、飛躍的な進化を果たした」とある。まるで理系のリクルートがこれに本当に関係あるかのようである。
軍関係者によれば、このタイアップは、まさに陸軍の使命、つまり、国家防衛のためのテクノロジーの進化と世界を1つに結束させねばならないことを表しているのだという。
先日、陸軍参謀総長が士官候補生に「リトル・グリーン・メン(ロシアの特殊部隊)に対処せよ」と訓示し、「米陸軍が宇宙人に備え始めた!」と誤解した世界のUFOファンが、"ぬか喜び"をしてしまったところだが、今回のハリウッドと軍の協力に、またもや「やっぱり宇宙人に備え始めているのか!?」となるかもしれない。
『ザ・コンタクト すでに始まっている「宇宙時代」の新常識』(大川隆法・著 幸福の科学出版)には次のような記述がある。
「 実際に、いろいろな宇宙人が地球に来ていますが、ハリウッド映画等で描かれているような、『宇宙人による地球侵略』というようなことばかりがおきるわけではありません。・・・彼らは、『この地球独自の文明が、今後どのように発達し、発展していくのだろうか』・・・と思いながら、地球を見守り、交流してもよい時期が来るのをじっと待っているのです。その時期は、ごく近いところにまで迫ってきています。 」
ただし、万が一、地球人が核戦争を始めたときには彼らは介入し、仮想敵になる予定もあるという。ある国や都市を攻撃することで地球人同士の戦いを収めるように仕向けるのだ。
どういう形で地球への介入が始まるかは、今後の地球人の努力にかかっており、そういう意味においても、我々は核戦争を抑止しなければならないのだ。(純)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『ザ・コンタクト すでに始まっている「宇宙時代」の新常識』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1531
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