千葉は、ディズニーランドなど多くの人が訪れる人気スポットや、成田国際空港などがあり、集客力の高い県だ。千葉北東部の銚子港は、全国有数の漁港であり、豊富な海の幸が採れる。都心に近い割に、新鮮な農産物も手に入る。落花生などの名産品も有名だ。
「魅力あふれる千葉から、日本全体を豊かにしたい」。そう志し、古川裕三(ふるかわ・ゆうぞう)氏が立ち上がった。
「千葉・房総半島改造論」で千葉をもっと発展させる
古川氏は19日、千葉県庁で記者会見を開き、今夏に行われる参院選に、幸福実現党の公認候補として出馬することを表明した。
今回で4度目の国政へのチャレンジとなる古川氏は、幸福実現党の立党より7年間、一貫して国防強化と経済成長の政策を訴えてきた。
現在、日本がこれまで頼りにしていたアメリカの「核の傘」が機能しなくなりつつある中、北朝鮮や中国の核の脅威は高まっている。古川氏は、「日本は核装備の保有を検討しなければいけない」と、抑止力としての核保有への筋道を示す。
経済政策については、同党が訴え続けている減税政策に加え、田中角栄の列島改造論にならい、「千葉・房総半島改造論」を提案。魅力あふれる同県だが、県内の移動は便利とは言い難い。交通革命を軸に、人口が集中する都心部と、過疎が進む地方の「バランスのとれた発展」を実現したい考えだ。
古川氏が、千葉から日本を豊かにするべく提案する「千葉・房総半島改造論」の中身は以下の通りだ。
1、成田空港24時間化の実現
- 空港内未解決用地の速やかな買収を行う。
- 騒音問題など諸事情をクリアし滑走路延長・ターミナル増設を推進。
- 2020年オリンピックに向け成田・羽田空港をリニアで結ぶ構想の実現。
2、通勤ラッシュ、渋滞解消の実現
- 市川、船橋、松戸に隣接する県道・国道の道路整備改革。
- 成田空港の国際化に伴い、JR・私鉄の24時間化の検討。
- 東京外環・圏央道の開通による流通改革で県内GDP引き上げを目指す。
3、女性、高齢者に優しい「多子幸齢化」の実現
- 子育て世代をバックアップ、待機児童の解消と小規模保育所の増設。
- 産業の空洞化をなくし過疎化を防止、人口増加を図る。
- 65歳以上のシニア世代の全国就業率ナンバーワンを目指す。
千葉を豊かにすることで、日本全体を豊かに。
日本の未来に希望を持たせてくれる、新たな政治家の誕生に期待したい。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『夢のある国へ――幸福維新』 大川隆法著
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