今春、幹部自衛官を養成する防衛大学校(神奈川県横須賀市)を卒業する419人のうち、11%にあたる47人が「自衛官に任官しない」意向を示していることが分かりました。この数は、昨年の任官拒否者25人のほぼ2倍です。

防衛省は「雇用環境が改善され、民間企業に就職できる可能性が高まったことが主な理由」と述べていますが、防衛省関係者は「安保法制の影響はゼロとは言えない」と述べています(朝日新聞など)。

任官拒否する防大生は「税金泥棒」か