報徳二宮神社にある二宮金次郎像(画像はWikipediaより)。

薪を背負い、歩きながら本を読む「勤勉さ」を象徴する像に異変が起きている――。

栃木県日光市にある小学校で、"座って"本を読む二宮金次郎(尊徳)像が設置された。同市は、金次郎が亡くなったゆかりの地。座像を寄贈した「報徳道研修 いまいち一円会」によれば、「『歩きスマホ』の危険性なども指摘される中、本を読み歩きしている立像ではなく座像にした」という。下野新聞がこのほど報じた。

戦前教育の権化、子供に労働を強いる……