2007年3月号記事

教育界浄化への提言③

──規律重視の指導──

「ゼロトレランス」方式で

教室に秩序を取り戻せ

70~80年代に深刻な学校現場の荒廃を経験したアメリカは、規律と懲戒基準を事前に明示し、違反者は例外なく処分する「ゼロトレランス(規律重視)」方式の生徒指導を導入し、立て直した。いじめの解決もこの方式で効果を上げている。善悪をあいまいにし、結果的にいじめを放置する日本の教育現場には、ゼロトレランスの考え方が必要だろう。

『いじめ処罰法』(原案)─大川隆法案─