米ハーバード大の研究グループなどが「STAP細胞は再現できなかった」とする論文を24日付英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。同時に理化学研究所も「STAP細胞はES(胚性幹)細胞が混入したものだった」と昨年の検証実験の結果をまとめた論文を発表した。
STAP細胞論文の共著者チャールズ・バカンティ教授のグループなどは、以前に公表されたSTAP細胞の作成法に基づいて実験を行ったが、STAP細胞は得られなかったという。他のグループも様々な条件で試み、計133回の実験を行ったが、すべて失敗に終わった。
ネイチャー誌は論説記事の中で、「多くの研究者が参加した結果、STAP細胞は再現できないことが分かった」と結論づけた。
STAP細胞がある可能性は残っている
たしかに、公表された作成法でSTAP細胞ができなかったことは事実だろう。だが、条件を変えればSTAP細胞が作成できる可能性は残っている。
STAP細胞論文を発表した小保方晴子氏が昨年9月以降に行った再現実験も、24時間監視カメラが稼働し、第三者が小保方氏の実験に立ち合うという、厳しく制限された条件下で行われた。
大川隆法・幸福の科学総裁は今年6月、小保方氏の守護霊を呼び出し、その本心を聞いていた。非公開だった再現実験の様子について、小保方氏の守護霊は次のように述べた。
「自由に物が取り寄せられないような状況ですので」
「(細胞ができてからの)時間とか、機能とか、そういういろんなものの条件が合ってないと駄目なので、みんなが協力してくれる関係にないと、すべてはできない。私がいちばん受け持ったところは、最後の変化させるところなので。(中略)素材部門のところの調達、それから準備、培養班が確保できなかったら、やっぱりできないですね」
STAP細胞の作製に成功したという小保方氏は、自由に実験できる状況で再現実験ができていない。つまり、他のグループができなかったと言っても、STAP細胞の存在を否定できない。
新たな発明や発見には、数多くの失敗がつきもの
現在、小保方氏は社会的に抹殺され、実験もできない状況にある。実験する機会が与えられなければ、STAP細胞が本当にあるとしても、その存在を証明することはできない。小保方氏の守護霊は次のようにも述べている。
「STAP細胞はありますし、いずれ誰かの手で、客観的なところまでつくれるくらいには行くと思いますが、今回の件で、最低でも十年は遅れたというふうに見ていいと思います」
発明王トーマス・エジソンは、1300という発明の数もさることながら、その「失敗の数」でも有名だ。例えば「私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見をいままでに、2万回してきたのだ」という言葉も残している。
つまり、時代を変えうる新たな発明や発見には、数多くの失敗がつきものなのだ。心ある研究者やマスコミは、チャレンジ精神を持つ研究者を応援し、「救いの手」をさしのべるべきだ。(泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『小保方晴子博士守護霊インタビュー』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1493
幸福の科学出版 『小保方晴子さん守護霊インタビュー それでも「STAP細胞」は存在する』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1144
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