2015年10月号記事
書籍紹介
佳子内親王の本心から皇室の未来について考える
皇室と日本の末永い繁栄のために
『日本建国の原点』 大川隆法著
秋篠宮家の次女・佳子内親王の本心に迫った書籍『皇室の新しい風 おそれながら、「佳子さまリーディング」』が反響を呼んでいる。
本書は、大川隆法・幸福の科学総裁が佳子さまの潜在意識である守護霊を呼び、インタビューした内容を収録したもの。
その美しさと飾らないお人柄で、日本のみならず海外からも人気の佳子さまだが、ご本人はそのことをどうお考えなのか、皇室の伝統にとらわれず国際基督教大学(ICU)に入学されたのはなぜかなど、すべての国民が知りたい内容が明かされる。
さらに本書は、日本と皇室の繁栄を願われる佳子さまの崇高なお考えが示されると共に、皇室の未来や皇位継承問題についても、深い示唆を与えるものとなった。
Point1 ご公務に臨まれる佳子さまのお心とは
現在、天皇・皇后両陛下はご高齢にもかかわらず、精力的にご公務をこなされ、皇室全体のご負担も増えている。
こうした状況について佳子さまの守護霊は、「 私も、何か少しでも国民の癒しになればと思って、日本を元気にできればいいなと思って、今、振る舞っているんです 」と、皇室が輝きを取り戻すために貢献したいという強いご希望を語られた。
Point2 天皇陛下の本来のお役目とは
本来、天皇陛下は「日本神道の長」「神主の長」とも言うべきご存在であり、祭祀等の御神事を執り行うことがお役目だ。
だが、現行憲法には「政教分離」の規定があるため、天皇陛下の宗教的位置づけを前面に出しにくい。皇室を存続させるためには、皇室行事へのご出席や被災地へのご慰問など、国民に理解される形で皇室の存在意義を示すしかないという事情がある。
佳子さまの守護霊は、「神の子孫」としての天皇陛下のお立場を明確にすることは難しいとしながらも、何が必要かについてお考えを示された。
Point3 日本の繁栄にとって大切なこととは
日本の皇室は2千数百年、百二十五代の長きにわたって続いてきた。これは、日本が神々の国、世界最古の国であることの証であり、日本人の自信と誇りの源泉でもある。
これだけ長い間続いてきたこと自体が、「世界史の奇跡」というべきものだが、その背景には、皇室の宗教的権威と、日本人が持ち続けてきた信仰心があったことを忘れてはならない。
佳子さまの守護霊は、日本の国民が自分たちの歴史や国家について自信を持てるようにしていただきたいと、切なる願いをこめて語られた。
本霊言で、佳子さまの守護霊は、飛鳥時代に皇族として生まれ、女性天皇として活躍されたご自身の過去世を明かされている。それを知ることで、今という時代が日本と皇室の未来にとって大きな岐路にあることが分かるだろう。