公開霊言抜粋レポート

「NHKに代わって駐日大使キャロライン・ケネディに突撃取材」

「キャロライン・ケネディ―日米をつなぐ新たなる架け橋―」

2014年2月8日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

守護霊とは

人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。

2013年11月、駐日アメリカ大使としてキャロライン・ケネディ氏が着任した。初の女性駐日大使とのことで内外の注目を集めたが、政治経験は少なく、外交に関する考え方や手腕はよく分からないことも多い。

NHKがアメリカ大使館への取材を打診したが、NHKの経営委員の一人、百田尚樹氏が都知事選の応援演説で「アメリカの原爆投下は大虐殺」「東京裁判はそれをごまかすための裁判」などと発言したことを理由に、アメリカ大使館は取材を拒否した。

本霊言は、NHK取材拒否に先立って行われたものだが、安倍首相の靖国参拝への失望表明、中国や韓国についての考え方など、新駐日大使の本音に迫った貴重な記録といえる。

※大川隆法総裁による『キャロライン・ケネディ―日米をつなぐ新たなる架け橋―』の映像は、全国・全世界の幸福の科学の精舎・支部・拠点で拝聴できます。なお、この内容を収めた書籍は全国の書店で発売中です。

日米で注目を集めたキャロライン・ケネディ氏の大使就任

新駐日大使、キャロライン・ケネディ氏は、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディの長女であり、ケネディ人気の高い日本で注目を集めた。

ケネディ大統領といえば、遊説中に暗殺された大統領として知られるが、共産主義に対して強い態度で臨んだ信念の大統領だ。

あわや核戦争かと騒がれたキューバ危機の際は、ソ連に毅然とした態度で臨み、宇宙開発においてもソ連に遅れを取るまいと「アポロ計画」を立ち上げた。黒人差別を撤廃するための公民権運動にも力を注いだ。

こうした功績もあり、ケネディ氏は今もアメリカ国民から広く尊敬を集めている大統領の一人だ。その娘、キャロライン氏が駐日大使になるということは、「日本との関係を重視する」というアメリカからのメッセージであると日本では好意的に受け止められた。

では、キャロライン氏とはどんな人物なのか。1957年に生まれ、ラドクリフ大学(現ハーバード大学)で美術学を専攻した後、コロンビア大学ロースクールで学び、弁護士資格を得た。それまで、政治活動にかかわることは少なかったが、2008年の大領領選挙では、オバマ大統領の支援に回った。オバマ大統領は、ケネディ家というビッグネームを持つキャロライン氏が支持を表明してくれたことに感謝しており、今回の大使打診はその褒美だとの見方もある。

昨年9月の上院外交委員会の公聴会で、キャロライン氏は「日本ほど私が奉仕できる国はない」と発言して親日ぶりをアピールし、駐日大使に就任した。だが、政治経験に乏しいことが、今後の大使としての仕事にどのように影響するのだろうか。

まずは、最近の出来事について、キャロライン大使の守護霊に「直撃」してみた。

アメリカ大使館の「失望」表明の真意

アメリカ大使館といえば、昨年末、安倍首相が靖国神社を参拝した際に、中国や韓国などとの関係が悪化したことについて「失望している」との声明を発表して話題になった。

日本の首相が国内にある神社に参拝することについて、いくら同盟国であってもとやかく言われる筋合いはない。一歩間違えば内政干渉にも当たるような声明をなぜ出したのだろうか。

キャロラインの守護霊は、安倍首相の靖国参拝について “We, America, cannot stop you from visiting Yasukuni Shrine."(私たちアメリカは、あなたがたの靖国神社参拝をとめることはできません) と話し、参拝自体を批判したわけではないことを強調した。

だが、駐日大使としての使命やスタンスを問われたキャロライン氏の守護霊は、

“My mission is to enjoy the stay in Japan and be a good friend to Japanese people."(私の使命は、日本滞在を楽しんで、日本の人たちと良き友人になることです)

“I am not a decision-maker."(私は意思決定者ではありません)

と語り、言葉を濁した。

中国封じ込め政策をどう考えているか?

現在、日本の隣国である中国は、軍事拡張をはかり、覇権を強めつつある。中国の脅威に対抗するために、安倍首相は集団的自衛権の行使容認に向けて準備を進め、日米同盟強化を進めようとしている。

アメリカ政府は、こうした日本政府の取り組みを評価する一方で、アジアの安定を守る役割を放棄しつつあるようにも見える。財政赤字が膨らんだことで、軍事費を削減し、国内問題にシフトしようとしているのだ。

昨年11月、中国が突如日本の尖閣上空を含むエリアに防空識別圏を設定したことについても、アメリカは民間航空会社に対し、「中国が設定した防空識別圏を通過する場合は、飛行計画を事前告知せよ」と通達するなど、中国に屈するような態度を見せた。

前国務長官のヒラリー・クリントン氏は、日本や韓国と一緒に中国を封じ込めようとしていたが、キャロライン氏は、中国戦略についていかなる考えを持っているのか。

“Containing China is a little difficult, I guess."(中国を封じ込めるのは、ちょっと難しいのではないかと思います)“It may be possible to contain China regarding the Senkaku Islands matter only."(尖閣問題に限るなら、可能かもしれません)

キャロライン氏の守護霊はこのように述べて、中国封じ込めに消極的な姿勢を見せた。この点、オバマ大統領の外交政策と軌を一にする。

さらには、 “The United States have a lot of foreign trade with China. China has a lot of bucks, I mean U.S. dollars, and treasury bonds."(米国は中国と多額の貿易を行っていますし、中国は米ドルや米国債をたくさん持っています) と語り、中国に強い態度で臨めない背景には経済問題があることをにおわせた。

ここ最近のアメリカ経済は、中国依存の傾向を強めている。中国と事を構えることで、さらなる景気の悪化を避けたいのが本心だとするならば、日本の安全保障政策は「自助努力」で行っていかねばならない。

歴史認識問題についての見解は?

キャロライン氏は、女性の地位向上を目指す、人権擁護派のスタンスを持つ人物としても知られる。父や叔父であるロバート・ケネディ氏も公民権運動で黒人差別撤廃に心血を注いだが、キャロライン氏も人権問題には関心が高いようだ。

そんな彼女は、日本と韓国の間で懸案になっている慰安婦問題をどう考えているのだろうか。

この問題は、国際法的な観点から見れば、「日韓基本条約で完全に解決済み」だが、韓国は、「日本は“従軍"慰安婦に対して十分な反省と賠償が済んでいない」と外国メディアなどに熱心に訴えかけ、アメリカには「慰安婦の碑」も建てている。

これについてキャロライン氏の守護霊は、韓国も友好国なので、と断った上で以下のように述べた。

「It's your conflict! Please fight between the two countries. Mr. Abe and Ms. Abe will win.(あなたたちの間の争いでしょう! どうか、二国間で争っていただけますか。そうすれば安倍さんが勝ちますよ)」

慰安婦問題はもともと日韓の問題であるという指摘はもっともではある。ありもしない「従軍慰安婦」の存在を自ら認め、この問題をこじらせたのも日本の責任である。

だが、中国と韓国は、歴史問題でタッグを組んで「反日」姿勢を強化し、アジアの緊張を高めている。事は単に歴史問題にはとどまらない。アメリカがアジアの安定に関心があるならば、そうした認識が少しはあってもよかったのではないか。

日米が真の友人になるために

キャロライン氏は、駐日米大使指名後の上院外交委員会公聴会において、「日本は不可欠なパートナーであり、日米関係は重大な時期に来ている」「父(ケネディ大統領)の遺産を受け継ぎ、日米の強い絆を体現したい」と発言し、日米同盟の重要さを強調した。

軍国主義・中国の拡張に対して、自由と民主主義を守るためにも、日米の連携強化は不可欠だ。ケネディ大統領が共産主義国・ソ連と戦ったように、迫りくる中国の脅威を封じ込める強いアメリカの復活が待たれる。

日米連携強化を図るためには、先の戦争に対する歴史認識の違いを乗り越えることが必要だろう。アメリカの立場からすれば、「戦時中の日本はファシズム国家だった」ということにしておかなければ、大空襲や原爆投下などの虐殺行為が正当化できない。

だが、本誌で何度も指摘しているように、先の戦争は日本にとって「自衛戦争」であると同時に、アジアを解放するための「聖戦」でもあった。日本は中国やソ連の共産主義国の脅威に対抗するだけでなく、根強く残っていた有色人種差別の根絶と植民地の解放を訴え、戦争に突入したのだ。

すなわち、差別撤廃のために戦ったケネディ大統領やキャロライン大使が望むような社会を、いち早く実現させようとしたのが日本だった。

一時的には痛みを伴うことかもしれないが、アメリカにもこうした歴史認識を持ってもらうことが、長期的に日米関係を強化することになるはずだ。

ほかにも、キャロライン氏の守護霊は以下のような点について語った。

  • ケネディ暗殺の真相
  • ケネディ家の人々が早逝する「ケネディ家の呪い」の理由とは?
  • 太平洋戦争をどう見ているか
  • オバマが広島や長崎の原爆記念碑に訪問する可能性は?
  • 日本のイルカ漁に批判的な発言をしたのはなぜか
  • 第二次世界大戦中の日本軍について、ケネディ元大統領はどう見ている?
  • TPP交渉については何か見解があるのか
  • 女性の地位向上のためには何が必要か
  • キャロライン大使は、任期を終えた後、どんなキャリアを望んでいるか

さらに本霊言では、キャロライン氏の過去世についても明かされる。どうやら日本にも生まれ、日本の神様とも深い縁のある魂のようだ。

他にもローマ帝国で優れた政治を行った皇帝の名前も挙がった。これが真実であれば、魂の奥底には政治についての豊富な経験があることになる。

キャロライン氏には、ぜひとも日米の新たな架け橋としての活躍を期待したい。

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。

詳しくは⇒⇒⇒
大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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