HSU未来産業学部 アソシエイト・プロフェッサー

木村 貴好

(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。

◎ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)未来産業学部のホームページ

http://future-industry.happy-science.university/

スピリチュアル自然学概論

スピリチュアル自然学概論

木村貴好著

HSU出版会

生物学をテーマに扱う本連載も8回目となり、ようやく「自然」と題された回になりました。初回からお読みいただいている読者の皆様に、感謝申し上げます。

科学の進歩によって、科学者を含めた現代人の多くは、呪術的、神話的な自然観、擬人的・主観的なしん酌などの色眼鏡を外して、ありのままの自然の姿を客観的に見ることができるようになったと考えています。しかし現在、現代科学における考え自体が、色眼鏡になっているのです。

「自然の奥には法則があり、それを発見し応用すれば、技術や産業に利用できる」という近代科学の優れた部分も一つの自然観であり、現代科学特有の色眼鏡です。

投げた石が地面に落ちるところを見て、子供が「石は元に戻りたかったんだね」と言ったら、笑う方はおられるでしょうか。もし、それが間違っていると感じたら、近代科学の色眼鏡をかけているということになるのではないでしょうか。

子供の言葉は間違っているわけではありません。ただ、産業を起こすような自然観ではないというだけです。

眼鏡に色がつくことに気づくには、まず眼鏡をかけていることを認識し、それを外してレンズを白い紙の上に置かなければいけません。