映画「光り合う生命。」公開間近 奥津貴之監督インタビュー

映画「光り合う生命。」公開間近 奥津貴之監督インタビュー

 監督の奥津貴之氏。

 

8月30日から、ドキュメンタリー映画「光り合う生命。─心に寄り添う。2─」が全国で公開となる。同作を手がけた奥津貴之監督に、映画に込められた思いや見どころを聞いた。

(聞き手:飯田知世)

 

 

「若さと老い」の対比

──「生きるとは?」をテーマにしている作品ですが、若者と4人のシニアとの交流を通して、「若さと老い」の対比が映し出されています。

奥津貴之監督(以下、奥): 映画「光り合う生命。」は、幸福の科学の大川隆法総裁が企画された映画です。

 

人生のスタート地点にいる若者と、だんだんゴールが見えてきているお年寄りの両方の視点から人生を対比するので、「そもそも、生きるってなんだろう」という話になってくるんですよね。

 

完成から少し時間が経ってから、初号試写を観たんです。製作している最中は、形にすることに一生懸命でしたが、後から観て、「この企画はすごいな」と、改めて思いました。

 

ナビゲーターの希島凛さんと渡辺優凛さんは、若者代表でもあります。どういう人生を歩んでこられたのかを、いろいろな人に深く聞いていって、「人生って素晴らしい」ということに気づくんです。話を聞くうちに、いろいろな人の魂の輝きに出会って、変わっていくんですよね。

 

 

──映画では、生死への考え方も描かれていたように感じます。

奥: 4人のシニアの方に出演いただいたのですが、「限られた時間をもっと輝かせよう」と考えていらっしゃる方ばかりでした。

 

人生に対する考え方によって、老いや死への考え方も変わってくると思います。

 

つまり、「生まれてから死ぬまで」が人生と考えると、死で人生が終わるので、「死ぬ前にいろいろ片付けておこう」という感じで、いろいろ整理しようとする人の方が多いのではないかと思います。

 

一方、「何かをするために生まれてきて、死んだ後にそれが判定される世界に還る」と考えると、「このままだとあの世に還れないから、限られた時間をもっと輝かせよう」となるんですよね。

 

 

「今が一番若い」と思えるか

奥: 出演されていたシニアの皆さんが素敵だったので、私もこの映画を通して、「歳を取るって悪くないな」と思うようになりました。だんだん熟して智慧がついていく感じがあるんです。年齢も言い訳にされていませんでした。

 

これは、人生をどちらから見るかという視点もあると思います。

 

つまり、未来から見ると、今が一番若いんですよね。だから、言い訳をしないで、何かを始めれば、10年後には人生が変わっているかもしれない。

 

ただ、過去から見たら、今がいちばん歳を取っています。「この歳だから」と言ってしまうと、そこで終わってしまうんです。

 

 

教育って何?

──映画の中では、幸福の科学の教育機関である、幸福の科学学園中学校・高等学校とハッピー・サイエンス・ユニバーシティにも訪れていましたね。

 

奥: 実際に行ってみると、そこで学んでいる生徒はみんな素敵でした。ただ、取材をすればするほど、分からなくもなりました。

 

例えば、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティは、2014年に文部科学省に設置認可申請をしましたが、不可になりました。その理由は、「教養や総合的な判断力、人間性を育てられないから」でした。

 

でも、足を運んで実際に見てみると、きちんと育っているんですよね。ですから、すごく不思議な気持ちになりました。「これがだめだとすると、そもそも大学って何? 教育って何? どうすればいいの? 何が良くて何がだめなの? 」と、分からなくなったんです。いろいろな人の話を聞けば聞くほど、その気持ちは強くなっていきました。

 

不認可の理由はエンドロールの最後に出るので、席を立たずに最後まで見ていただきたいなと思います。

 

 

「生きるとは」を考えるきっかけに

──映画の中では、歌も象徴的でした。

奥: 歌には映画のコアの部分が凝縮されています。映画を製作するにあたり、まずは曲をひも解くことから始めました。

 

メインテーマ「光り合う生命。」には「光と光が出会うのが人生」という歌詞があるのですが、「一人一人の素晴らしさが映し出されるように撮りたい。光をみんなに見ていただきたい」と思って、撮影に臨みました。

 

挿入歌「青春の輝き」は、「若さにおごっているとあっという間に人生が終わってしまうよ」という感じの歌なので、人生の深みを感じさせる映画にしたいと思いました。

 

 

──最後に、公開を待ち望んでいらっしゃる皆さんへ、メッセージをお願いします。

奥: 映画の中では、「生きるとは?」という問いに対して、それぞれの人がそれぞれの答えを語っています。その姿を見ることによって、自分だったら限られた人生をどう生きるかを考えるきっかけにしていただければ嬉しいなと思います。

 

【関連サイト】

映画「光り合う生命。」公式サイト

https://aripro.co.jp/products/hikariau/

 

映画「光り合う生命。」 劇場予告編

https://www.youtube.com/watch?v=9_vTHNgF4-U

 

公開劇場一覧

https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=hikariauinochi

 

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タグ: 光り合う生命。  心に寄り添う。  奥津貴之  ドキュメンタリー  老い  生死  シニア  幸福の科学学園  

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