トランプ大統領が国境の壁にこだわる理由 民主党は票欲しさに反対している

トランプ大統領が国境の壁にこだわる理由 民主党は票欲しさに反対している

 

《本記事のポイント》

  • トランプ大統領は、予算教書で約1兆円に上る壁の建設費用を盛り込む
  • 同氏は、大部分の移民は民主党に投票するので、民主党は建設に反対していると指摘
  • 不法移民問題の解決方法はシンプル。壁を築くこと

 

トランプ米大統領は、このほど発表した2020年度の予算教書で、メキシコとの国境に建設する壁の費用として、86億ドル(約9600億円)を盛り込み、議会に予算化を要請した。

 

日本のマスコミ報道に触れると、トランプ氏が壁の建設にこだわる理由が分からず、壁を建設する費用を確保するための国家非常事態宣言も"異常な判断"に見えるだろう。

 

しかし、アメリカの国境で起きている現実を知れば、不法移民問題がいかに深刻であるかが分かる。以下に、ホワイトハウスが14日に公式ツイッターで公開した映像を紹介する。

 

今年1月25日、123人の移民が、不法にアリゾナ州の国境を越える映像。

https://twitter.com/WhiteHouse/status/1105877218486566912

 

今年1月16日、247人の移民が、ニューメキシコ州の国境に殺到する映像。

https://twitter.com/WhiteHouse/status/1105870936283271168

 

今年1月14日、85人の中米人が、不法にアリゾナ州の国境を越える映像。

https://twitter.com/WhiteHouse/status/1105864388886626307

 

このように、アメリカの国境は連日のように脅かされている。日本も、中国の公船が尖閣諸島の領海を侵犯し、その対策が急がれている。それと同じようにアメリカも、国境を守る動きが起きている。これらは、主権国家であれば当然の動きだ。

 

 

「移民が来れば、民主党に投票する」

トランプ大統領は、米メディア「ブライトバート・ニュース」のインタビューで、不法移民対策の必要性を力説した。同氏は、アメリカ生まれではない非市民世帯の63%が、生活保護を受けているという統計に触れ、「福祉を必要とする人には来てほしくない」と語った。

 

不法移民を入れれば入れるほど、生活保護費が拡大し、国の財政を傾かせる。不法移民を入れることは、まるで国内に格差をつくるようなものであり、その対策費用を考えれば、壁の建設費用は十分にペイするというわけだ。

 

さらに、民主党が壁の建設に反対する理由は、移民の票が欲しいからだと指摘する。

 

「我々は問題を抱えている。なぜなら、政治家の中には、力強くない人や悪意を持つ人、票が欲しい人がいて、やってくる移民の大部分が民主党に投票すると考えているからだ」(トランプ氏)

 

不法移民問題は、生活保護や経済格差、民主党の票になるなど、さまざまな課題に発展する。しかし、この問題を解決に導く方法は、実にシンプルだ。国境に壁を築ければいい。そして福祉の問題は、移民を生み出す国に第一義的な責任がある。

(山本慧)

 

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2019年2月15日付本欄 メキシコの壁建設で国家非常事態宣言へ トランプ氏には愛国心と宗教的動機がある

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2019年1月27日付本欄 トランプ氏がメキシコ国境の壁建設で譲歩 そもそもなぜ「壁」にこだわるの?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15360

タグ: トランプ大統領  国境の壁  民主党  不法移民  

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