中国は14億もの人口を抱えています。人の数が多ければ、それだけ多くのお金が動くということで、長年、多くの国や企業が「中国市場」で儲けようと進出してきました。

しかしその裏で中国は、外国企業が膨大なお金や時間、労力をかけて開発した技術を盗み、「中国産」として安い値段で販売して大儲けしたり、軍事転用して軍事力を強化したりしています。

この仕組みを壊さなければ、一党独裁の軍事国家・中国が世界の覇権を握り、周辺国を侵略して、多くの人々が奴隷化される、ということに気づいたのが、アメリカのトランプ大統領です。そのため、米中貿易戦争という形で、「中国の兵糧攻め」に取り組んでいます。

今回は、先日の日中首脳会談で中国の習近平国家主席と笑顔で握手を交わした安倍晋三首相の、中国へのスタンスをチェックしてみます。