粉塵の中、十字架のついた巨大な建物が、轟音と共に、傾きながら沈み込んでいく――。

中国の山西省において9日、地元政府が、カトリックの「金灯台教会」を爆薬で破壊しました。一部ネットメディアでは、その時の映像も公開されており、話題を呼んでいます。

報道によると、いきなり武装警察がやって来て、同教会が違法建築を理由に取り壊されたとのことです。同教会は以前より当局の監視下にあり、牧師は違法建築の罪で実刑判決を受けたこともあったといいます。