安保法案「違憲」憲法学者の本音は「中国に降参した方がいい」

2015.06.17

公開霊言抜粋レポート

安保法案「違憲」憲法学者の本音は「中国に降参した方がいい」

公開霊言『左翼憲法学者の「平和」の論理診断』

2015年6月13日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

国会で審議中の安保法制案について、衆院憲法審査会に参考人として招致された憲法学者3人が「違憲」と指摘し、議論を呼んでいる。こうした判断の背景を探るべく、大川隆法・幸福の科学総裁は13日、3人のうちの1人、長谷部恭男・早稲田大学教授の本音(潜在意識)である守護霊を呼び、話を聞いた。

憲法学者と政治家の議論がかみ合わない。

安倍政権は昨夏、憲法解釈を変更。「集団的自衛権の行使容認」に舵を切り、関連の法整備を進めている。これに対し長谷部恭男・早稲田大学教授は4日の憲法審査会で、「私は『憲法違反である』という風に考えております。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明が付きませんし、法的安定性を大いに揺るがすものであるという風に考えております」と、憲法学の立場から批判した。

そうした見解に対し、高村正彦・自民党副総裁は「自衛の措置が何であるか考えるのは、憲法学者ではなく我々政治家だ」などと反論している。

ここで気になるのは、憲法学者は「現実の安全保障の危機」について、どのように考えているかだ。

「中国に勝てるわけない」

長谷部氏の守護霊は冒頭、大学での講義を思わせる様子で憲法前文や9条を読み上げた。そして、安倍政権の安保法制の整備が、いかに憲法に反しているかを主張。「(安倍首相は)平和を脅かす独裁者だ」と訴えた。

しかしその後、話は憲法学から離れ、長谷部教授の守護霊は、軍事的に「中国と戦っても負けるから、やめとけと言ってる」などと、自身の政治的な主張を語り始めた。

一連の法整備は軍事拡張する中国から国民を守るもの。だが守護霊は、中途半端な国防強化では日本を守れず、中国に攻撃の口実を与えるだけだと主張した。

しかし、日本の国防強化にかかわらず、中国はアジアの覇権拡大を狙ってきた。太平洋に進出するために日本を支配下に置きたい意図も明白になってきている。日本が何もしなければ、チベットやウイグルのような"自治区"にされてしまうだろう。

「自由が奪われても 生存できればいい」

そうした見方に対して守護霊は、「(日本の)全体が取られても、みんな生き延びたらいい」「戦うよりは、サレンダー(降伏)したいというのが、国民の総意」と断言した。

確かに「中国の支配に屈することで、戦争は避けられる」という考えは、国防強化に反対する人たちの深層心理を代弁している面があるだろう。しかし、その結果として得る平和は、「奴隷の平和」だ。例えば日本では、安倍政権を批判するデモが各地で行われている。しかし、中国の自治区になればこうした活動も弾圧される。思想や言論の自由を奪われることは、人間にとって最大の不幸だ。

また守護霊は、自身が憲法学の師としてきた憲法学者たちが、安倍首相の祖父である岸信介内閣時代に、日米安保に反対の論陣を張った人たちであることに触れ、"安保革命"を成就したいという本音も語った。

安倍政権は 9条改正を急げ

一方守護霊は、安保法制案と憲法9条の論理的整合性について冷静な分析も見せた。

「無理に無理を重ねて、つぎはぎだらけになっている。自衛隊だって違憲だったんだから」

確かに、憲法と現実の国防体制の間には、すでに多くのごまかしがある。にもかかわらず安倍政権は、9条の範囲内と言いながら、さらなる国防強化を進めようとしている。そこに国民の不信感が募る部分もあるだろう。

安倍政権は安保法制の整備を着実に進めつつも、来夏の参院選では9条改正の必要性を堂々と国民に説くべきだ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『左翼憲法学者の「平和」の論理診断』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1489

【関連記事】

2015年6月12日付本欄 安保法案は違憲? 国が滅べば憲法の意味はない

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2015年6月5日付本欄 集団的自衛権=違憲? 「国民主権」をも縛る「立憲主義」の愚

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